四川大震災に思う
中国四川省ガパ・チベット族羌族自治州汶川県を
震源とするマグネチュード7.9の大地震が発生
地震によって家屋の倒壊は21万6千棟、損壊家屋は415万棟
山崩れで、道路や電力・水道・通信などライフラインも寸断
地震全体の死者は少なくとも2万人で、負傷者6万5千人
生き埋め2万6千人で、死者は5万人を超える可能性もある。
震源地の汶川県映秀鎮の死者、行方不明者は、
全人口1万人の約8割に上る。
また、都江堰を流れる岷江上流の複数のダムに亀裂確認され
緊急放流を含む対策が取られている。
即日、温家宝首相が被災地入りして地震対策本部を設置し
軍隊を投入しての被災者救出の陣頭指揮を執っているが、
道路の寸断とM6を超える余震の多発で
被災地にも救出隊が入れない地区もあり、
ヘリからの食料投下がやっとの状態など、
生き埋め被災者の救出は遅々として進んでいない。
日本の救出隊も15日から参加したが生存者を救出できなかった。
震災日5日目には胡錦濤国家主席の震災地の視察を行っている。
震災から時間が経つにつれ、衛生状態の悪化も危惧され
崩れた家屋の消毒も進められている。
さらに、震災から雨が降り続き、崩れた山肌からの土石流、
山崩れで堰き止められできた土砂湖や亀裂ダムの決壊による
下流の水没などの2次災害が心配されている。
震災から7日目に入り、生き埋めの人々の生存率は
極端に低くなっている。
世界からの救援物資や募金支援も進んでいるが、
被災者救助に直接寄与できないもどかしさがある。
「できるだけ多くの方が助かってほしい。
2次災害はできるだけ起こらないように」
そして、「早く復旧してほしい」
と祈るのみである。
この現実は、M7を超える地震を起こす活断層が全国にある
地震大国の日本でも起こる。
防災対策と起こった時の救助システムを
あらゆる可能性を想定して準備しておく必要がある。
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